エリック・クラプトンの武道館2019

2週間ぶりの日本武道館、今度は、エリック・クラプトンである。


黒澤楽器店 MARTIN GUITAR Presents
ERIC CRAPTON Live at BUDOKAN 2019

日本武道館
2019年4月15日(月)
18時開場、19時開演


13日土曜日、僕は、会場の下見に行って、あわよくば物販も、と思ったが、強烈な行列を見て断念した。
予算がないので、当日券も断念しただけに、初日アンコールで、ジョン・メイヤー観れたうえに、ここ数年のセットリストと比較しても、耳慣れた曲の多い内容、少しうらやましかった。
が、ジョン・メイヤーはよく知らないので、結局自分は見なくても支障はない。

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19時5分ごろ開演。
メンバーの皆さんが登壇。余計なパフォーマンスは一切ない清々しさ。音楽をするためにここにいる、そんな感じ。


1. プリテンディング/Pretending ・・・ 『ジャーニーマン』(1989)から


80年代後半に洋楽を聴きはじめ、クラプトンについては、87年ごろ、遡ってオールディーズを聴き漁るなかで、デレク&ドミノスの「いとしのレイラ」を聴いたのが最初。これが当時の自分には受けつけられず、以後、80年代は、『ビハインド・ザ・サン』(1985)、『オーガスト』(1986)、『ジャーニーマン』(1989)と、いずれも、手に届きそうなところで、なかなか聴くまでに至らず。しかし、いま、聴くと、80年代ならではの、僕の好きな音である。


2. キー・トゥ・ザ・ハイウェイ/Key To The Highway ・・・ 『ライディング・ウィズ・ザ・キング』(2000)から

3. Wanna Making Love To You ・・・ 『Crossroads』(1988)から

4. フーチー・クーチー・マン/Hoochie Coochie Man  ・・・『フロム・ザ・クレイドル』(1994)から(マディ・ウォーターズのカヴァー)


ブルースの人らしく、続く。幸いにも、僕は、昨年から、ブルースにドハマりしているので、こういうジャンルも楽しく聴ける。


5. アイ・ショット・ザ・シェリフ/I Shot The Sheriff ・・・ 『461オーシャン・ブールヴァード』(1974)から(ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのカバー)


全米1位になった有名な曲。


6. ドリフティン・ブルース/Driftin' Blues ・・・ 『フロム・ザ・クレイドル』(1994)

7. ノーバディ・ノウズ・ユー/Nobody Knows You When You're Down And Out ・・・ 『ベスト・オブ・エリック・クラプトン』(2015)


この曲は、ブルース系のカバー曲の中でも聴きやすい方の曲。


8. ティアーズ・イン・ヘヴン/Tears In Heaven ・・・ (1992)


これは、リアルタイムで聴いた大ヒット曲。
さすがに当時の僕でも良い曲だと思って好きには、なったが、いまひとつ、ボーカルが弱い感じが気になっていた。エリック・クラプトンは、ギターの名手であるとはいえ、ボーカルとなると、得意ではないような印象を受けていた。勿論、いろいろな文献を読むと、デレク&ドミノスの頃でも、彼は、歌を聴いてほしいという想いが強かったということだ。

さて、今日は、この曲のボーカルは、とても、自由でのびやかで、さまざまな試練を乗り越えて、今は落ち着いた環境で音楽とともに、ざっくばらんな態度で過ごしているかのような雰囲気のある明るい歌唱。
すごく伝わってくる、こんな「ティアーズ・イン・ヘヴン」を聴けてうれしく思う。


9. いとしのレイラ/Layla(アンプラグド・ヴァージョン) ・・・(1992)

10. ランニング・オン・フェイス/Running On Faith ・・・ (1992)

11. バッジ/Badge ・・・ (クリームのナンバー 1969)


良い感じの流れで、クリームの曲につながる。これは、たしか、ジョージ・ハリスンとの共作だったか(違ってたらすみません)。
この曲、会場でも、これだけが斬新な楽しさ、僕の80年代の感覚になじむような、面白さを持っていた。
こういう曲、好きである。


12. ワンダフル・トゥナイト/Wonderful Tonight ・・・ 『スローハンド』(1977)


本当に最近になって、この曲が、92年、「ティアーズ・イン・ヘヴン」の頃でなくて、77年にすでにあった曲だということを知った。僕は、そのくらい、クラプトンに疎かった、日本人の中では珍しい種類に属する人である。
でも、本当に、何度聴いても、さっぱりして程よく哀愁も込められて、よい曲だと思う。


13. クロス・ロード・ブルース(四辻ブルース)/Cross Road Blues ・・・ ロバート・ジョンソンのカバー

14. リトル・クイーン・オブ・スぺイズ/Little Queen Of Spades ・・・ 『ミー&Mr.ジョンソン』(2004)(ロバート・ジョンソンのカバー)
 
15. コカイン/Cocaine ・・・ 『スローハンド』(1977)


やはり締めは、コカイン。
クラプトンは、「レイラ」にせよ、この「コカイン」にせよ、日本の情勢に一切媚びることなく、MCもほとんどなく、淡々と歌ってくれるのが大人だと思う(笑)

僕も最後は気持ちが高鳴り、「コカイン~!」で拳を上げた。


ENC


16. ハイ・タイム・ウィ・ウェント/High Time We Went ・・・
ジョー・コッカーのカバー


オルガン担当のポール・キャラックがボーカルを務めた。
たしか、1988年にソロ作も出して、マイク&ザ・メカニックスのボーカルも担当したあの人だと思う。
相変わらず声が高く伸びて素晴らしい。
スティーヴ・ウィンウッドの声にも近い気がした。


20時50分頃終演。


☆☆☆
メンバー

クリス・ステイントン(key)、ドイル・ブラムホールII(g, vo)、ネーザン・イースト(b)、ポール・キャラック(key, vo)、ソニー・エモリー(dr)、シャロン・ホワイト(back vo)、ケイティ・キッスーン(back vo)
☆☆☆


☆☆☆☆☆
13日(武道館初日)のセットリスト
プリテンディング/Pretending
キー・トゥ・ザ・ハイウェイ/Key to the Highway
フーチー・クーチー・マン/I’m Your Hoochie Coochie Man
アイ・ショット・ザ・シェリフ/I Shot the Sheriff

ドリフティン・ブルース/Driftin’ Blues
ランニング・オン・フェイス/Running on Faith
ノーバディ・ノウズ・ユー/Nobody Knows You When You’re Down and Out
ティアーズ・イン・ヘヴン/Tears in Heaven

いとしのレイラ/Layla
バッジ/Badge
ワンダフル・トゥナイト/Wonderful Tonight
クロス・ロード・ブルース/Cross Road Blues
リトル・クイーン・オブ・スぺイズ/Little Queen of Spades
ビフォア・ユー・アキューズ・ミー/Before You Accuse Me

コカイン/Cocaine  (ジョン・メイヤー(John Mayer)と共演 )
☆☆☆☆☆

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これに先立つ、13日土曜日は、下見の前に、渋谷のHMVrecordshop渋谷で開催された、「レコードストアデイ」に行ってきた。


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14時から、萩原健太さん(音楽評論家)のトークイベント。
内容は、おもに、ブルース・スプリングスティーンについて。しかし、この日は、終了後に、エリック・クラプトン参戦の予定だったようで、コカイン~!と盛り上がってくるぞという趣旨の意気込みを見せていた(笑)


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夕方の美しい皇居周辺。

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今日、クラプトンのライヴが終わった時に、ふと気がついたのだが、このライヴ参戦は、平成時代のysheartにとって、最後の洋楽ライヴになったかもしれないということ。
4月終わりまで、洋楽の予定は入っていないので。
そして、さらに気づいたのは、結局、僕が生まれて初めて洋楽のライヴを観たのも、平成に入ってからであり、平成時代は僕の洋楽ライヴ体験そのものだったとも言えるのだ。
昭和の人間のはずなのに、これは、ちょっとした衝撃である。

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