「令和」に決まった日~ペットショップボーイズ@日本武道館

新元号は「令和」!

僕は、昼休み中に、街中スマホで、菅官房長官による公表を見ました。聴いた時には、何と言ったのか聞き取れず、額を見て”れいわ”だとわかりました。

そのくらい、想像を大きく超えた漢字2字だったのです。
しかし、これはわざと言う訳でなくて、本当に美しくクールで、新感覚の(それでいて浮いていない)元号だと、心から思います。

どこか、明治、大正、昭和、平成と、権威の重みから逃れがたい雰囲気から初めて解放された感覚で、元号を受け止めました。こんな気持ちで、元号と向かい合うのは、初めてです。

出典は、日本の歴史上初めて、国書(今回は『万葉集』)から選ばれたとのこと。
僕らはいま、歴史のものすごい瞬間を生きている、そんな感じがしています。

さて、仕事だったので、街中でうまく号外を入手もできず、帰宅後近所のコンビニで、夕刊を買っただけですが、しばらく静かな興奮を抱えて生きていくことでしょう。
そして、冷めるころに、5月1日!本当に、”令和元年”を迎えて、また心高鳴ることでしょう。

今日のブログ記事は、これとは関連がない洋楽の話ですが、日本人として、この話題にふれたかったので、先ずは、新元号への感想を前置きに書いた次第です。





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さて、仕事帰りに、九段下、日本武道館です。



PET SHOP BOYS(ペット・ショップ・ボーイズ)
The Super Tour

2019年4月1日(月)
日本武道館
18時開場・19時開演



1986年、全米1位になったヒット曲「ウエスト・エンド・ガールズ」は、高校生当時、大好きで、これが収録されたペット・ショップ・ボーイズ(ニール・テナントとクリス・ロウの男性エレポップデュオ)の1stアルバムをLPで持っています。

当時、近所のレコード店で、「ペットショップボーイズの『プリーズ』はないですか」と店員さんに聞いて、店員さんをあわてさせた思い出があります。当時、僕は比較的ヒットシーンの最先端でレコードを追っていたのです。

それはともかく、今日は、19年ぶりのワンマンライヴでの来日とのことで、バンドメンバー3人もしたがえてのライヴになりました。

以下、セットリストですが、海外で続いたThe Super Tourと基本的な曲順の骨格は同じです。




1. インナー・サンクタム/Inner Sanctum

2. オポチュニティーズ/Opportunities(Let's Make Lots Of Money) (1986年全米10位)

僕は、高校生の時、この曲のおかげで、英語が上達しました(笑)

MC

3. ザ・ポップ・キッズ/The Pop Kids 

4. イン・ザ・ナイト/In The Night

1985年に出た曲のようです。邦題が上記のようについているかどうかは調べていません悪しからず。

5. バーン/Burn

フランツ・フェルディナンドをちょっと思い出した。

6. ラヴ・イズ・ア・ブルジョワ・コンストラクト/Love Is A Bourgeois Construct

これは、ヨーロッパの「ファイナル・カウントダウン」をちょっと思い出した。
似た曲があると、覚えやすくて、今回も、予習がスムーズでした(笑)
僕は、21世紀に入ってからのペット・ショップ・ボーイズをほとんど知らないので、5曲目は、フランツ、6曲目はヨーロッパとか勝手にタイトル付けて暗記したのです;

7. ニューヨーク・シティ・ボーイ/New York City Boy

8. Se A Vida E~幸せの合い言葉/Se A Vida E


MC。次の曲は、33年前の日本で知られた曲だと。


9. 恋はすばやく/Love Comes Quickly


これも、1stアルバムにも収録されていた懐かしい曲。全米よりも全英(UK)チャートのほうで先にヒットした記憶があります。もっとも、全体として1年くらいの差で、イギリスでヒットしましたが。
この曲は、今回の世界ツアーでは、ほとんど入っているのを見ませんでしたから、日本に合わせて入れたのでしょう。


10. ラヴ・エトセトラ/Love etc.


11. The Dictator Decides

12. インサイド・ア・ドリーム/Inside A Dream


そして、遂に、この懐かしの最大のヒット曲が!

13. ウエスト・エンド・ガールズ/West End Girls  (1986年全米1位)

この曲のクールさは、元号でたとえるなら「令和」です(笑 比較の対象でないのは承知ですが、そのくらい、いま、新元号が気に入っているわけです)。
僕は、ペットショップボーイズの曲で、このクールさ独自のカッコよさ新鮮さを超えるものはいまだにないと思っています。



Thank you for uploading.

14. ホーム・アンド・ドライ/Home And Dry


背景のスクリーンに、太陽の景色が映ってきれいだった。こういうEDM抑えて抒情的に聴かせる曲のほうが好きです。

15. The Enigma

16. ヴォーカル/Vocal


15,16の2曲は、他のライヴでも一続きで演ることが多いのかなと、ネット上の動画を見て思います。

17. ザ・ソドム・アンド・ゴモラ・ショー/The Sodom And Gommorrah Show

この曲明るくて調子がいいのに、タイトルで、引いてしまいます…

18. 哀しみの天使/It's A Sin (1987年全米9位)

19. レフト・トゥ・マイ・オウン・ディヴァイセズ/Left To My Own Devices

20. ゴー・ウエスト/Go West

この曲がヒットしたのは覚えています。もう洋楽から離れつつあったころでしたが。


ENC

21. ドミノ・ダンシング/Domino Dancing(1988年全米18位)

22. オールウェイズ・オン・マイ・マインド/Always On My Mind(1987年全米4位)

会場大盛り上がりが続きましたが、ここは、僕も高校時代の夕暮れ時を思い出しまして、立ち上がりました。


23. ザ・ポップ・キッズ/The Pop Kids(Reprise)


20時45分ごろ終演。

☆☆☆☆☆

【収録アルバム】

1st ウエスト・エンド・ガールズ/Please(1986)・・・2、9、13
2nd 哀しみの天使/Actually(1987)・・・18
3rd イントロスペクティヴ/Introspective(1988)・・・19、21、22
4th ビヘイヴィアー:薔薇の旋律/Behaviour(1990)
5th ヴェリー/Very(1993)・・・20
6th バイリンガル/Bilingual(1996)・・・8
7th ナイトライフ/Nightlife(1999)・・・7
8th リリース/Release(2002)・・・14
9th ファンダメンタル/Fundamental(2006)・・・17
10th イエス/Yes(2009)・・・10
11th エリシオン/Elysium(2012)
12th エレクトリック/Electric(2013)・・・6、12、16
13th スーパー/Super(2016)・・・1、3、5、11、23



※2019年(令和元年)5月6日追記
10連休に実家に帰って少し自分のLPを見ていたら、ペットショップボーイズのデビューアルバムが出てきました。

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なつかしい。中身も無事でした。

☆☆☆☆☆


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今回、武道館であること、もはやペットショップボーイズは、シンセポップ、エレポップの老舗であること、それらを踏まえても、外国人(西洋人)が思いのほか多く訪れていました。
それは、やはりうれしいことです。桜が咲いて、新元号が決まった日、日本の代表的なライヴ会場へ、洋楽アーティストを観に、世界から来てくれるのは(日本国内に長期滞在している人たちかもしれませんが)。

何より、「ウエスト・エンド・ガールズ」「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」だけでなく、わりと全編にわたって楽しめたのが良かったです。
この二人を、ライヴで観る日が来るとは、昭和の高校生が想像できるはずもなかったのです。


この記事のツイートは、
【武道館、高校の頃よく聴いた「ウエスト・エンド・ガールズ」をライヴで聴ける日が新元号決まった日になるとは想像できるはずなかった。新元号も想像以上に良いが、このライヴも思いのほか良かった。#ペットショップボーイズ  #令和】

【2019年4月4日追記】
ところで、皇居乾通り一般公開、3日は、お昼に行きましたが、入場は午後3時半までとのこと。

今日4月4日もいい天気。お出かけの際は、時間に注意してください。

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坂下門をくぐります。(その前に手荷物チェックがあります)。

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桜の木があれば写真を撮りたいのは当たり前。
人混みが嫌なら来ないほうがいいです。誰かの後ろから、”立ち止まらないでほしい”とか言ってる中年の男がいたが、大して混んでもいなかった時に、これはないだろうと思います。日本人、最近おかしい人増えています。狂い咲きの状態。

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乾門を出ると、信号を渡れば、向こうは、北の丸公園。
左のほうに進めば、日本武道館。この日は、法政大学の入学式でごった返していました。





【2019年5月12日追記】

昨年(2018年)8月、猪苗代湖のオハラブレイクから帰った日の夜、村上春樹さんが、

村上RADIO
TOKYO FM 80.0MHz
放送時間: 19時~19時55分


で、初ラジオ番組DJをスタートさせました。個人的に、肉声を後で聴くことになって感動したのは、浜田省吾に続いて2人目ですが、
その曲紹介で、興味深いことがあって、その中のひとつのエピソードが、ペットショップボーイズの曲に関する内容でした。

それも含めて、当時(2018年8月)このブログで記事を書いたのですが削除したものがあり、その内容を周辺から再現すると、以下の通り。


先ず、ドナルド・フェイゲンがジェフ・ヤング&ザ・ヤングスターズらと録音したライヴ盤『LIVE AT THE BEACON』
から、レイ・ブライアント・コンボの1960年ヒットの「Madison Time」。
10代の頃からジャズ・ファンだった氏は、当初はどうしてこんなコマーシャルな曲を作ったのかと首をひねっていたが、今は聴くといい感じで、肩の力が抜けてグルービーだと。

10代の時って、ちょっと王道、基本線を外れると、受け入れがたくて困る場合があるものですよね。。
そこは、ちょっとわかるような気がしました。

走る時には、難しい曲はだめ、リズムが一貫していたほうがいい、口ずさめる感じで勇気を与えてくれるのがいいと。

次に、氏が、サーフミュージックについて話されたのは、僕がちょうど今、このジャンルに縁があってよく聴いているので、うれしかったです。

ジャック・ジョンソン、加山雄三など、今のサーフ系とのご縁のことです。

そして、質問コーナーでは、坂本美雨さんとの進行。
「マイ・ウェイ」があまり好きじゃない、鬱陶しいっていうのは同感です(笑)。氏は、アレサ・フランクリンのヴァージョンでは、こんなにいい曲とは、と感動したとの話ですが、歌い手によるということですね。
。。ちょうど昨日、僕は、猪苗代湖畔で、仲井戸麗市ヴァージョンを聴いてきたばかりですが(笑)、あれは昭和のロックらしくて良さがありました。

音楽を全く聞かない時期はあったかという質問に、ないがヨーロッパで2~3年移り歩いていた時は、『ノルウェイの森』『ダンス・ダンス・ダンス』を書いている頃で、走る時、ウォークマン聴いていたくらいだと。その時、聴いたのは、ペット・ショップ・ボーイズの「サバービア」などだと!

僕は、1986年当時、ペット・ショップ・ボーイズの「ウエスト・エンド・ガールズ」(全米チャート1位)が好きで、アルバム「プリーズ」を買ったのですが、そのA面ラストが「サバービア」で、よく覚えています。シングルカットもされた曲です。

村上氏は、もともと、小説家になろうとは思わなかった、「誰かの技法を学ぶことなく、音楽から学んだ」「僕(村上氏)の本を読みやすいと思う人とは音楽的に通じているのではないか」と仰っていることにも共感できます。
僕は、氏の小説では、『ダンス・ダンス・ダンス』がいちばん好きなのですが、あれを読んでいる時、途中から、とても読みやすく感じていました。
なので、音楽的には、通じるところと、必ずしもそうでないところがあると感じています。



以上のように当時書きましたが、「サバービア」の話はあらためて今も嬉しく思っています。

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