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<<   作成日時 : 2008/11/08 21:31   >>

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加藤ローサさん主演の映画、公開初日。→ 天国はまだ遠く公式サイト

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■舞台挨拶(シネセゾン渋谷)13:35の部
登壇者:(舞台を見て左から)徳井義実、加藤ローサ、福田充徳、長澤雅彦監督/司会:八雲ふみね

ローサさんは、金色の袖なしの衣装に黒系のスパッツ(毎度、衣装の描写下手で御免)


ローサ「山田千鶴役の加藤ローサです。本日はお越しくださいましてありがとうございます。映画初日を迎えることができて幸せです。この映画は1年前くらいにトーキョー、キョート…!?(笑)」
福田「東京でもありましたもんね」
ローサ「京都の(笑)宮津という所で撮影がありました。共演、監督、スタッフ、皆さんにあらためて感謝します」
徳井「田村役を演じた、オダギリジョーです(笑)。遠方から来られたお客さんもおられると思います、ありがとうございます。短い間ですが、お話につきあってください」
福田「主役の福田です(笑)初日をこんなに沢山のみなさんに…」(←と、一通りの挨拶なので以下略w)
長澤監督「喋りすぎだ…(笑)寒くて天気が悪い中、大勢の皆さんに来ていただいて感謝しています。ゆっくり楽しんでいってください」


ローサが笑いっぱなし。徳井「すいません、ちょっとタイマのほうを(笑)」福田「カセタイシュウやめろ(笑)」
ローサ「ごめんなさい、続けましょう(笑)」

ローサ「そうですね、あのーいっぱい気をつけるトコはあったんですけど、東京のほうでリハーサルを監督と繰り返してやっていてその時に作っていったので、撮影中はスムーズでした。ゴハン食べながら台詞言うのが難しいんですけど、トーキョー(思い出し笑い)で練習して。監督の前で出前のおひつのゴハンやお味噌汁を食べました、でも撮影でのほうが食べるのは多かったです」
八雲「ホントに美味しそうに食べてらっしゃいましたね」

ローサ「(徳井とは)スゴく映画の二人のような感じで初めてお会いして不思議な距離感があって。田村さんのような、受け止めてくれる包容力があるので気も遣わず、伸び伸びとできました」
徳井「よし…(笑)前世で家族やったんじゃないかいうくらいの、出会うべくして出会ったと」

徳井撮影前は、映画ってめっちゃ怖いって思ってたんですよ。カメラマン、監督さん、がいろいろ嫌がらせやって、いじめみたいなことがあるんではないかと。メイク台(の前)とかに座ってると、加藤さんが来て『ジャマよ!アタシのよ!』みたいな(笑)(そうではなく)みんなホントに優しくて家族的な雰囲気の中でやらしていただきました

福田「徳井の演技は、感動に次ぐ感動でしたね。土砂降りの中でダンボール食べる…」徳井「ホームレス中学生か(笑)福田とは同級生で幼稚園から一緒ですが、撮影現場で目が合うたびに、大きなったなーと(笑)」
(チュートリアル、しばし、掛け合い。省略)

長澤監督「自然とかあんまり普段東京に住んでますと気にしないものですが。ちょうどこの時期に撮影しましたが、季節が一番変わってくる時期で」
ローサ「風景もホントに良くて人もスゴク温かく食べ物も美味しくて、千鶴みたいにどんどん癒されて丸くなっていきました」
徳井「実際、体重も増えて、加藤さんも膨らんでいった(笑)」
ローサ「シンプルなものが美味しいんですよ。ただの、っていうといけないけど、白米とかお味噌汁だったりとか、(思い出し笑い。チュートリアルの影響と思われw)お弁当も地元のお母さんたちが作ってくださってて、宮津の家庭の味が毎食毎食、美味しかったですね」
徳井「漁港とかでも撮影があったりして、漁港のオバチャンたちが3人ずつ遠くのほうから手を振っていて。宮津のキャンディーズと呼ばしていただいてましたが(笑)16、17歳で、何かが転がって笑える時期がありますが、それが50、60代でももう一回来るんでしょうかね。嫌だわ、徳井さんとか言ってました(笑)」
八雲「映画スターがやってきたんですからねえ」

福田「(撮影現場では)加藤さんとお会いしたことないんです。共演相手の板東英二さんと話した思い出しかない。『毎度おさわがせします』のエピソードばかり(笑)」徳井「板東さんも天国は近いんでね(笑)」

ローサ「本日は本当にありがとうございます。この映画を観てちょっとでも頑張ろうもっと頑張ろうと思ってくだされば満足です」
徳井傷ついて死のうとした女性が主人公ですが、スゴク、ズドーンと重いものではないと思うんです。当たり前のことをさらっと気づかしてくれる映画だと思うんで、さらっと観てください」
福田「気持ちのこもった映画になっていると思います」
長澤監督みなさん、お昼ゴハンを終わっているかと思いますが、見終わった後にまた食べたくなるといいなーと。食べる=生きる、を大事に思う映画です。ゆっくり楽しんでいってください

終了。本編上映。
---

ンー、こうして文字にしてみると、チュートリアル、マスコミ媒体では流せない不謹慎な固有名詞を…(笑)
ローサさんが後半、すましていたように見えたのは、思い出し笑いを必死で噛み殺していたのではないか(笑)。


瀬尾まいこ『天国はまだ遠く』(新潮社刊)が原作。
徳井さんが最後に言っていたことにつながるのですが、主人公の山田千鶴は、本当に自殺を目前にしている人の異常な状態ではなく。もともと生きるつよさに溢れた人なのに、合わない環境でいたために心が疲労困憊している状態。

田村は原作の終盤で千鶴に向かってこう言います。「あんた、自分のこと繊細やとか、気が弱いとか言うとるけど、えらい率直やし、適当にわがままやし、ほんま気楽な人やで」「あんたみたいな人は、長生きするわ
これは、この映画の終盤でも、田村が眼鏡橋の上で亡くした恋人(藤澤恵麻)を想いながら千鶴を抱えて座り込みながら言う言葉となってます(この辺は、原作にない、映画のオリジナルの展開ですが)。

そんな訳で、加藤ローサさんは、ベストキャストだったと、僕アー、思います(笑)。
根が陽気で、ポジティブで、希望にたいして素直で、それらに相応した知力をそなえている人という、印象。
外見は可憐だけど実は決して死なないタイプの(すまないw)、この人を選んだのは良かった。

明るくてサービス精神があっても、それが営業の世界で通用するわけではないから、社会とは残酷な場所です。

原作との比較。風景をスケッチして田村に渡すまでの千鶴の心の動きについて、映画のほうは楽観的で絵の才能の限界をとうとうと語っている原作の切実さには切り込んでいません。僕はこれでいいと思う。原作のように、自分の夢を見切ってしまうあり方もまた、千鶴の資質の限界を表わしているのかも知れませんが、僕にはそれは、こじんまりしていて物足りないと思えたから。

ニワトリを絞めて食べるくだりは、原作・映画共、考える場面でした。育てて殺して食べる…宮沢賢治「フランドン農学校の豚」とか、妻夫木聡主演の『ブタがいた教室』など思い出すなあ。

最後の別れは原作と同様、あっさりしてたけど、映画では程よく、田村のほうの千鶴への想いも描かれて、僕アー映画のほうが良かったです。でも、原作・映画共、全般にヤラしくなくて普通なのがいい。
中盤、千鶴「襲わないでください!…みたいな?」は気に入ってます。

映像について。この映画は、風景とそこを歩くローサさんとが穏やかに撮られています。
穏やかといっても、スクリーンへの集中力は緩めさせない。そのバランスが、一見地味だけど案外絶妙。

ローサさんの黒髪と西洋風な横顔が、ライカで撮ったみたいな風景の色と合っている。河原さぶさん扮する村人と初めて会うシーンのローサさんの表情が好き。そこに、河原さんの嬉々とした表情が背景にあるから余計に和むw)
ローサの美しさと撮影者とが純粋に向き合っている感じに、案外新鮮さがあり、静かに感動してました。

余談ですが、このシーンで、絵沢萠子扮するおばさんがみかんをくれるトコなんか、PassoのCMの、ローサwithあき竹城を思い出しましたよ、「ガソリン代」「燃費いいですから」の、あれ(笑)。
2年前の『シムソンズ』以来、ローサ作品割合に好きなysheartとしては、それは問題ないところではあります。

演技やキャストについて。僕はチュートリアルの芸風には興味ないんで、演技を心配しましたが、田村の男らしい雰囲気をまずまず好演していたと思うし、今日の舞台挨拶も、予想よりもかっちりとした内容で安心しました。

それから、村人や刑事などで、さすが関西。濃いぞー、顔ぶれが(笑)
南方英二、海原はるか・かなた。後の二人、出てきたので心配してたら、やっぱりやったぞー、あれを(笑)

長澤監督について。僕は、長澤雅彦監督の作品は、3年前の『青空のゆくえ』以来、関心を持ってその推移を見守っているところですが、以前書いた『夜のピクニック』でもそうだけど、淡々とした時間の流れを、それとなく爽やかに映し出すのが特徴です。今回は、この監督のそういった作品のよさが際立っていました。

そういえば、『夜のピクニック』でもローサさんが他の2人の高校生とともに、夜空を見上げて横になっていましたね。
今回もまた、夜の星空を、田村とともに、千鶴として眺めているシーンがあります。

個性ある面々への長澤監督の寛容さが、良い映画を提示されることができた要因でないかと思います。
今後もこの監督の作品には注目していきたいと思ってます。


酷い現実に疲れ果てて、自殺を考えて遠くへ…ということ、そこで自然に恵まれた環境で生きる意欲を取り戻すということ、それらは、とっても共感できるし、30代までの人々の多くに幅広く通じる良さがあると思います。
ともかく、予想していた以上に、良い作品でした。全国順次ロードショー。

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最後に、ラストシーンからエンドロールにかけて流れる主題歌「こと」(feat.清塚信也 10月22日発売)を歌っているのは、熊木杏里さん。
当ブログでは、ウタウタイ6人衆(と僕が勝手に呼んでいる)の一人として、8月下旬の広島でのウタゲに登場。
ホント、体育会系の雰囲気の人。テンパってる感じが、いかにもキャンパスにいる部員っぽかったです。
丘の上の真ん中に立つ木の下に座って景色を眺める時に、ふっと一人、ハミングするような歌い方がしみじみする、そんな人です。
5thアルバム『ひとヒナタ』が、11月5日リリース、ツアーも始まるのかな。
※(11月11日追記)15日(土)、トークショー開催!詳しくは、こちら→ イベント情報


僕も、こういう性格でなかったなら、同じような経験をした、何年か前に、死んでいたかも知れません。

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映画『天国はまだ遠く』 公開初日舞台挨拶の模様
********************************************************** 三菱東京UFJのシステムのなんたら・・・ 一体 いつまで続けるつもりなんでしょうか? はよ終わらせて下さい ********************************************************** ...続きを見る
accumu-amorti
2008/11/09 00:40
初日舞台挨拶の記事
とりあえず見つけたのもから順次アップしていきます。 ...続きを見る
宇治茶の香りでまったりと〜チュートリアル...
2008/11/09 10:03
動き出したふたりの時計。~「天国はまだ遠く」~
キャ~~~ もうめっちゃハグされたいですぅ~~~。 実は先日UPした「イエスタデイズ」にも 雨の中のハグシーンがありまして。 後ろからハグされたいですぅ~~~~~~ キャ~~~(もうええって) 徳井さんが出てるから吉本がバックアップしてんのか バックアップしてることをい.. ...続きを見る
ペパーミントの魔術師
2008/11/19 01:00
天国はまだ遠く 【映画】
出演:加藤ローサ、徳井義実(チュートリアル) 監督・脚本:長澤雅彦 原作:瀬尾まい子『天国はまだ遠く』(新潮社刊) ...続きを見る
come wander with me
2008/11/27 13:01

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
お邪魔しますm(__)m
以前、「スマイル〜聖夜の奇跡〜」でTBさせていただいた者です。
今回も楽しく読ませていただきました^^♪
少しでも長く上映されればなぁ・・・と思います。
moppi
2008/11/09 00:42
moppiさん、ありがとうございます!
ローサさんの応援ブログ、実は時々訪問させていただいてました^^

今回の映画のテーマに相応しく、moppiさんの投稿時刻が0時42分になってます(笑)

よい映画なので、上映が、2回、或いは3回と観に行けるくらい長く続いてくれればいいですね(^o^)/
ysheart
2008/11/09 10:38
まろんさんのブログからやってまいりました
昨日同じ1335回見た者です。
とても忠実にレポされててますね。
自分一人の力では昨日の模様をレポできそうもないので、
mixiなんですが、紹介させていただきたいです。
よろしくお願いします。
naocci
2008/11/09 11:04
naocciさん、はじめまして。
うれしい感想ありがとうございます。
紹介していただいて構いません。1335回の模様から、この映画のよさを多くの人のあいだで感じ合えたらいいなと思います。
ysheart
2008/11/09 11:42
こんにちは。
チュートリアルのファンブログをやってます、まろんといいます。
トラックバックした時にコメントを入れたと思ったんですが、入ってなかったんですね。
改めてよろしくご挨拶させていただきました。
まろん
2008/11/09 17:14
まろんさん、こんにちは。
コメントお待ちしていました(笑)トラックバックを先に確認しました。
チュートリアルの二人は、挨拶も楽しくやってくれましたが、映画での演技もなかなかのものでしたね。
こちらこそ、改めてのご挨拶ありがとうございました。
ysheart
2008/11/09 17:35
先日僕もようやく観に行ってきました!
ysheartさんの仰る通り加藤ローサさんは僕もベストキャストだと思いました!
僕が原作を読んだのはもう彼是3年以上前なので、細かい所まで覚えていなかったので、ysheartさんの比較・検証を興味深く読ませて頂きました。
その辺を踏まえてもう一度原作を読み直したいのとともに、また映画の方も観直しなくなりました。
クオモ
2008/11/27 13:01
さすがは読書好きなクオモさん!
映画との比較・検証は、原作のある作品ならではの楽しさですね。クオモさんのレポートを後で観に伺います(^^)/

ローサさんが良かったこともあり、実は、僕はすでに2回観まして、3回目を検討中です(笑)
ysheart
2008/11/27 23:47
突然で申しわけありません。現在2008年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。投票は1/15(木)締切です。ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。
なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
日本インターネット映画大賞
2008/12/20 12:40

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